「土台からしっかり学ぶ── ソフトウェアテストのセオリー」を読んだ

https://www.ric.co.jp/book/development/detail/2395

モチベーション

  • 一度体系的にテストの種類や手法について学びたい
  • 日頃からユニットテストは書いているがそれ止まりなので手札を増やしたい

読み終えてどうだったか

テスト全般に対して超カッチリとした内容で、モチベーションに記載した内容は概ね達成できた。

通読するより、プロジェクトにテストを導入するぞ!という時のリファレンスとして持っておきたい本だと感じた。とはいえ、例を交えた説明が多く、読物として面白かった。

読んでるうちに意外と知っている内容が多いなと思ったら、過去に はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法テスト駆動開発 を読んでいたことを思い出した。今回読んだ本はより大きな枠組みでのテストについての話だった。テストについて何も知らなくて、テストこれからやっていくぞ!といった人に良いかもしれない。

bookplus.nikkei.com

shop.ohmsha.co.jp

今回の読書を通じて、無意識に出来ている境界値分析は同値分析の延長線上にあるんだな、といった知識のつながりを感じられてよかった。また、ソフトウェアの開発フェーズによってテストに取り組む工数感・温度感は変わると考えているので機を見計らってテストと向き合っていくための準備はして良いなと思えた。