最近インプットのやり方が変わったのでメモとして残す。
要約
今までは公式ドキュメントをまず探検し、ブログを始めとしたQiitaやZennなどのサイトを見ていた。
https://developer.apple.com/documentation/
最近は上記に加え、WWDCのセッションを見ている。
https://developer.apple.com/videos/wwdc2022/
ドキュメントのみでは得られない情報があるからだ。
詳細
iOSのアプリエンジニアとしての生を受けて丸3年が経とうとしている。今までのインプットのやり方はひたすら公式ドキュメントを見たり、企業のテックブログや個人のブログ、QiitaやZennを見ていた。
WWDCのセッションがあることは知っていたが、じっくり見ることは今までやったことが無かった。基本的に公式ドキュメントを読んで、足りない箇所はインターネットの情報で補完すれば良いだろうという考えだった。今考えると小手先のテクニックで過ごしていた時が多かった。反省だが、しょうがなかった気もする。
iOSは社会人になってから書き始めた。大学院進学トラブルで季節外れの大学4年次の11月あたりから就職活動を余儀なくされた。最低二年間苦渋を味わいながら大学院生活をするか、就職するかの二択が急に迫られた。結果として、本当に幸運にも未経験のiOSエンジニアとして新卒入社できることになった。状況的に絶対クビにならないべく、気合を入れてキャッチアップしなければ、という気持ちでドキュメントを読み、少しでも知らないAPIや概念があればコードを書き、個人ブログにメモをしていた。下記の個人ブログは1年半ぐらい続けて100記事程度書いた。
2年間ぐらいは生活のためにコードを書いていた。今も基本的にはそうだがクビにならないように頑張らねば、という気持ちが常にあって心からコードを書くことを楽しめていなかった。余裕がなくて他のインプットのやり方に目がいかなかったのだろう。
しばらくして転職し、生活や気持ちに余裕が出来た。業務でSwiftUIを書き始めて、以前と同じようなインプットの方法でコード書いては試し、ブログに書いていった。
そういった生活を続けていたある日、社のメンターにSwiftUIのWWDCのセッションをいくつかオススメされて見始めた。始めて見たセッションはDemystify SwiftUI(WWDC21)。
UIKitやAppKitでのviewはクラスで、ポインタによって一意性を担保していたが、SwiftUIは構造体で値型だから一意性はどう担保しているの?といった内容が話されている。こういった内容はドキュメントからでは分からない。(もしかしたら探せばあるかも)説明が上手で面白い内容だった。
https://developer.apple.com/documentation/swiftui/view
WWDCのセッションを見ることでドキュメントからは得られない情報が得られることを知り、最近はインプットとしてWWDCのセッションを見ている。
問題はセッション中に「○○について知りたければ別のセッション見てね〜」と別のセッションが紹介されるので、なかなか消化が進まない点。長いセッションだと1時間ぐらいあるので気合が必要だ。楽しいので良しとする。
最近見たセッション
- SwiftUI Essentials - WWDC19
- SwiftUIを用いた初歩的なアプリ構築の説明。SwiftUI書き始める際に見ると効果的そう。
- What's new in HealthKit - WWDC22
- 去年のHealthKitの新機能の紹介。個人でHealthKitを触っている関係で見た。トライアスロンなどの複数種目のワークアウト管理に対応し始めていてApple Watch使う人がより増えそう。
- Meet Swift Package plugins - WWDC22
- 正直利点が理解できていないのでこれから利用例などを見ていく予定。既に利用されている方もいる。
- SwiftPMのPlugin入門 / introduction_to_swiftpm_plugin - Speaker Deck